HIVは「ヒト免疫不全ウイルス」を略した言葉で、感染すると免疫力が段々と低下し、
健康な人であれば通常問題ない菌やウイルスですら様々な病気を発症してしまいます。
その病気が「エイズ指標疾患」とされる病気に当てはまると、「エイズ」を発症したと診断されます。
ではHIV感染の可能性を下げるためにどんな予防方法があるのか見ていきましょう。
A.HIVウイルスはHIVに感染した方の血液、精液、膣分泌液、母乳に多く分泌されます。
これらHIVを含んだ体液が自分もしくは相手の粘膜、傷口に触れると感染の可能性が出てきます。
その為、HIVの主な感染経路は「性的感染」「血液感染」「母子感染」となっています。
より詳しく知りたい場合は下記リンクをご覧ください。
また、下記のグラフは平成11年から令和2年までのHIV感染患者数の推移です。
国立感染症研究所様からの数値データを当院でグラフ化したものになります。
※無断転載禁止
情報元:国立感染症研究所>
A.唾液や涙、尿、汗といった体液からは、人に感染させるだけのウイルス量は分泌されません。
A.「性的感染」が最も多い感染経路です。HIVウイルスが含まれた体液(精液、膣分泌物)が性行為時に、
性器や肛門、口などの粘膜や傷口に触れることで感染の可能性が出てきます。
特に肛門は粘膜が薄く傷つきやすい為、膣性交やオーラルセックスよりも感染リスクが高くなります。
A.最も多い感染経路である性行為の場合、HIV予防として重要なのは、不特定多数の人との性行為は避けること。性的接触の際は必ずコンドームを使用すること、また相手に使用してもらうことが大事になります。
挿入行為だけでなく、オーラルセックスでも口腔粘膜から感染してしまう可能性があります。コンドームを行為の最初から最後まで正しく使用することが、HIVだけでなく他の性病を予防する上でも非常に重要になります。
また、性行為のパートナー様が、HIV感染リスクの高い方(HIV陽性者など)である場合などでは、原則として毎日抗レトロウイルス薬(HIVに対する治療薬)を内服することでHIVに感染するリスクを下げる予防策があります。
PrEP療法(曝露前予防)といい、あおぞらクリニックでも行っておりますので、より詳しく知りたい場合は下記リンクをご確認下さい。
A.HIVに感染したかもしれない性行為があった場合、72時間以内に抗レトロウイルス薬(HIVに対する治療薬)の内服を開始することで、HIVに感染するリスクを下げる予防策があります。
PEP療法(曝露後予防)といい、あおぞらクリニックでも行っておりますので、より詳しく知りたい場合は下記リンクをご確認下さい。
A.血液によるHIV感染は輸血、注射器のまわし打ち、医療現場での針刺し事故が挙げられます。
・献血血液は、日本赤十字社で非常に厳格なHIV検査を実施した後輸血に使用されるので、感染の可能性は非常に低いです。
・危険ドラッグ使用による注射器のまわし打ちの感染は非常に高いと言われています。注射器の共有は絶対に行わないこと。
また、危険ドラッグは使用しなくとも持っているだけで犯罪となります。関わることは絶対にやめましょう。
・医療現場における針刺し事故は主に医療従事者に起こりえます。万が一起きてしまった場合は速やかに抗HIV薬の内服を行うことで、感染の危険性を下げることができます。
PEP療法(曝露後予防)といい、あおぞらクリニックでも行っておりますので、より詳しく知りたい場合は下記リンクをご確認下さい。
A.妊娠初期にHIVへの感染がわかれば適切な対応を行うことで赤ちゃんへの感染率は0.5%以下になると言われています。
具体的には「抗HIV薬の服薬 + 帝王切開 + 断乳(授乳ではなく粉ミルクを用いる)」等が挙げられます。
HIVに感染していることに気づかずに出産してしまうと、赤ちゃんへの感染リスクが高まるだけでなく、妊活時にパートナーへの感染リスクも高まってしまいます。
日頃からの予防はもちろんのこと、その他HIVに感染していないことを調べることはお互いの安心と健康、そして赤ちゃんの健やかな誕生のために重要です。
ご不安な行為があった時は検査を受けてみましょう。
【HIV検査結果判明について】
全国的にHIV即日検査キットが不足してますが、当院は検査室隣接のため検査機器で正確に1時間ほどで結果をお知らせできます。
現在、お電話では当院の受診に関する内容や受診された方の検査結果の確認のみ対応させて頂いております。
性感染症に関する一般的なご質問やご相談につきましては、お答えできませんのでご了承ください。
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