梅毒

目次

 
 

梅毒とは

梅毒とは、性行為などによって感染する細菌による感染症です。
初期の症状は軽かったり、気づかないことも多いですが、治療せずに放置すると、心臓や血管、皮膚、骨などに深刻な影響を及ぼすことがあります。

かつては治療法がなく、命に関わる恐ろしい不治の病として恐れられていました。
しかし治療薬である「ペニシリン」が発見された現在では、早い段階で見つけて適切な治療を行えば、きちんと治すことができます。

ただし、梅毒は感染力が高く、症状が一時的に消えることもあるため、安心して放置してしまうケースが少なくありません。
その間に他の人に感染させたり、気づかないまま進行して、日常生活が難しくなるほど重い症状が現れることもあります。

だからこそ、早期発見・早期治療がとても大切です。

少しでも不安があれば、早めに検査を受けましょう。

 

原因

梅毒は、梅毒トレポネーマという細菌に感染することで起こる病気です。

この細菌は、皮膚や粘膜にできた目に見えないほどの小さな傷から体の中に入り込むため、主に性行為やそれに近い行為によって人から人へ感染します。

梅毒トレポネーマの電子顕微鏡像(ネガティブ染色)情報元:国立感染症研究所

感染すると、血液の流れに乗って全身に広がり, 皮膚や口の中、性器、リンパ節など、さまざまな場所に症状を引き起こします。

そのため梅毒は、一部分だけの病気ではなく、全身に影響を及ぼす感染症と考えられています。

初期の症状が軽くても、体の中では梅毒トレポネーマは増え続け、感染が進んでいくため注意が必要です。

 

感染経路

梅毒は、感染している人の皮膚や粘膜、血液、体液に触れることで感染します。
そのため、避妊具を使わない膣での性行為だけでなく、オーラルセックス・アナルセックス・キスなどでも、皮膚や粘膜に小さな傷があると感染する可能性があります。

感染しやすい場所

性器やその周囲、口の中、のどといった、粘膜が多い部分が感染しやすい場所となります。
症状も感染した場所から出てくることが多くなっています。

潜伏期間について

梅毒に感染してから、症状が現れるまでの期間(潜伏期間)は、およそ3〜6週間とされています。
この間は症状がなくても、体の中では菌が時間の経過とともに増殖し、感染が進んでいる状態です。

先天梅毒と後天梅毒

梅毒は感染した時期によって先天梅毒と後天梅毒とに分けられます。
・先天梅毒:妊娠中に、母親から胎盤を通して赤ちゃんに感染したもの
・後天梅毒:出生後に、性行為などを通じて感染したもの

症状の有無による分類

梅毒は、症状の出方によって次のようにも分けられます。
・顕症梅毒:皮膚や粘膜の発疹、臓器の症状など、目に見える症状がある状態
・無症候梅毒:自覚症状はないものの、検査をすると梅毒の反応が陽性となる状態
症状がなくても、検査で見つかり治療が必要な場合があるのが梅毒の特徴です。

性病の感染経路一覧 >

当院による梅毒
の検査と治療について >

【参考情報】
HIVと梅毒 > 情報元:国立感染症研究所  

患者数の推移

平成16年~令和5年の患者数の推移をグラフにしたものです。
令和3年頃より急激に患者数が増えていることが分かります。
令和5年の患者数は15,055名(男性:9,710名、女性:5,345名)となってます。
また、年齢別のグラフから20代の患者数が多いです。若年層による性の知識不足や、不特定多数の性行為により拡大していることが読み取れます。

梅毒報告数の年次推移


年齢別にみた梅毒報告数の年次推移

情報元:厚生労働省> (数値を当方でグラフにしました)無断転載禁止


2025年全国と東京の梅毒報告数

2025年全国と東京の梅毒報告数を月ごとにグラフにし毎月更新してますのでご確認ください。
11月末現在で、全国の累積報告数12,587件、東京の累積報告数3,165件となってます。
梅毒報告数の月間推移

情報元:国立健康危機管理研究機構・感染症情報提供サイト>
(数値を当方でグラフにしました)無断転載禁止

大流行中の梅毒感染者数 >

症状の経過

梅毒症状の経過.p 梅毒症状の経過.s
 

第1期(感染後から概ね3週間後から3ヶ月の間に症状が現れる時期)

初期硬結(しょきこうけつ)

初期硬結とは、梅毒に感染後、最初の段階で現れることが多い症状です。
感染した部分の皮膚や粘膜に、小さくて硬いしこりができます。
米粒〜小豆くらいのサイズから始まり、徐々に大きくなっていきます。
多くの場合、痛みやかゆみはほとんどありません。
そのため、「たいしたことはない」と考えてしまい、放置してしまうことも少なくありません。
ただし、他の細菌が一緒に感染すると、痛みや違和感が出ることもあります。

できやすい場所
(男性に多い場所)
亀頭と陰茎の境目(冠状溝:かんじょうこうと言われる部分)
亀頭
陰茎
性器まわりの皮膚

(女性に多い場所)
膣の中(子宮の入り口付近)
大陰唇・小陰唇の周辺の皮膚

(男女共通で見られる場所)
口の中
のど

主な症状の特徴
触ると硬いしこりがある
痛みやかゆみがほとんどない
自然に治ったように見えることもある(※治ったわけではありません)

初期硬結.p 初期硬結.s

硬性下疳(こうせいげかん)

硬性下疳とは、梅毒に感染したあと、比較的早い時期に現れる代表的な症状のひとつです。
感染した場所に、軟骨のようにコリッと硬くてはっきりしたしこりができ、その中心が傷のようにえぐれた状態(潰瘍)になることがあります。

多くの場合、痛みやかゆみはほとんどありません。
そのため、「ニキビ」「擦り傷」「口内炎」などと勘違いされやすく、気づかないまま過ごしてしまうケースもあります。

見た目は自然に治ったように見えることもありますが、体の中では菌が増殖し梅毒が進行している状態なので注意が必要です。

できやすい場所
(男性に多い場所)
亀頭と陰茎の境目(冠状溝:かんじょうこうと言われる部分)
亀頭
陰茎
性器のまわりの皮膚

(女性に多い場所)
膣の中(子宮の入り口付近)
大陰唇・小陰唇のまわりの皮膚

(男女共通で見られる場)
口の中
のど

こんな特徴があれば注意
触ると硬いしこりがある
痛みやかゆみがほとんどない
数週間で消えることがある(※治ったわけではありません)

初期硬結.p 初期硬結.s

※患者様の了解を得て掲載しています。
※不許複製

亀頭と陰茎の間の部分

硬性下疳:炎症により外側が軟骨くらいの硬さでコリッとしている。
潰瘍:中心に潰瘍があり、梅毒トレポネーマが集まっている。

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無痛性横痃(むつうせいおうげん:よこね)

無痛性横痃とは、梅毒に感染したあと、体の中で反応が起きてリンパ節が腫れる症状です。
感染した場所の近くにあるリンパ節が、グリグリとしたしこりのように腫れて触れることがあります。
初期硬結や硬性下疳と同時に現れることが多い症状です。

腫れやすいのは、太ももの付け根(足の付け根)・首などです。

この腫れは、痛みがほとんどないと言われています。(実際には痛みを伴うこともあります。)
また、治療をしなくても時間がたつと自然に小さくなったり、消えたりすることがあります。

しかし、症状が消えても梅毒が治ったわけではありません。
体の中では感染が続いているため、放置すると次の段階へ進んでしまう可能性があります。

無痛性横痃 無痛性横痃(頸部) 無痛性横痃(鼠蹊部)

第2期(感染後から概ね3ヶ月以上経過した時期)

梅毒性バラ疹(ばいどくせいばらしん)

梅毒性バラ疹とは、梅毒が体の中で広がってきた時期に現れる発疹です。
赤みのある小さな斑点やブツブツが、体の中心(お腹・背中)をはじめ、全身に広がるように出てくるのが特徴です。

発疹は、顔・腕や足・手のひら・足の裏など
ふだん湿疹が出にくい場所にも現れることがあります。

多くの場合、かゆみや痛みはほとんどありません。
そのため、「アレルギー」「軽い湿疹」「疲れによる肌荒れ」などと勘違いされやすい症状です。

また、治療をしなくても自然に消えてしまうことがありますが、梅毒が治ったわけではありません。
症状がなくなっても、必ず検査・治療が必要です。

丘疹性梅毒(きゅしんせいばいどく)

丘疹性梅毒とは、梅毒が進行した段階で見られる皮膚の症状のひとつです。
皮膚に、少し盛り上がった赤〜茶色っぽいブツブツが現れます。

大きさは、米粒からえんどう豆くらいのものが多く、お腹や背中・顔・腕や足・手のひら・足の裏など、全身に広がるように出てくるのが特徴です。

この発疹も、かゆみや痛みがほとんどありません。
そのため、ニキビや湿疹、肌荒れと勘違いされやすく、見過ごされてしまうことがあります。

男女で症状が出る場所に違いはなく、どなたにも同じように現れます。

見分けるヒント
ブツブツが硬めで少し盛り上がっている
かゆくないのに増えていく
手のひらや足の裏にも出ている

丘疹性梅毒

扁平コンジローマ

扁平コンジローマは、梅毒に感染したことで現れる皮膚の変化です。
名前が似ている「尖圭コンジローマ(ヒトパピローマウイルスが原因のイボ)」とは原因がまったく異なります。

見た目は、
平たく広がる
白っぽい〜薄い赤色
湿った感じがある
といった特徴があり、イボというより「盛り上がった皮膚」のように見えることもあります。

できやすい場所
陰部の皮膚
肛門のまわり
特に、皮膚がこすれやすく、湿りやすい場所にできやすいのが特徴です。

注意したいポイント
見た目が地味で気づきにくい
痛みやかゆみが少ない
非常に感染力が強い時期に現れることが多い

治療をしないまま放置すると、症状が広がったり、周囲にうつしてしまう可能性があります。
見慣れない変化に気づいたら、早めの検査・受診が大切です。


膿疱性梅毒(のうほうせいばいどく)

膿疱性梅毒とは、梅毒が進行した段階で現れる皮膚の症状のひとつです。
皮膚に、中に膿(うみ:白や黄色っぽい液体)がたまったブツブツができます。

見た目は、
ニキビや吹き出物のよう
触ると少し盛り上がっている
と感じることがありますが、かゆみや痛みはあまりありません。

できやすい場所
お腹や背中などの体の中心部分

腕や足
手の甲
足の裏
といったように、全身に広がることがあります。

注意ポイント
ニキビ治療をしてもなかなか治らない
手や足にも出る
自然に治ったように見えることがある(※治ったわけではありません)

症状が軽く見えても、体の中では梅毒が進行しているサインです。
早めに検査・治療を受けることで、しっかり治すことができます。


梅毒性脱毛

梅毒性脱毛とは、梅毒の影響で一時的に髪の毛が抜けやすくなる症状です。
頭皮の一部だけが抜けることもあれば、全体的に髪のボリュームが減ったように感じることもあります。

抜け方の特徴として、
円形やまだらに抜ける
「虫に食われたよう」に見える
と表現されることがあります。

また、頭の髪だけでなく、まつ毛や眉毛などが抜けることもあります。

知っておいてほしいポイント
痛みやかゆみはほとんどない
ストレスや円形脱毛症と間違われやすい
治療をすると、多くの場合、抜けた毛は再び生えてきます。

見た目の変化が気になっても、早めに梅毒の検査と治療を行えば回復が期待できます。
原因がはっきりしない脱毛が続く場合は、梅毒の可能性を考えて、一度検査を受けることが大切です。

梅毒性脱毛

梅毒性白斑(ばいどくせいはくはん)

梅毒性白斑とは、梅毒の影響で皮膚の色が部分的に白く抜けて見える症状です。
皮膚の色を作る細胞の働きが一時的に弱くなり、まだらに白い部分が現れることがあります。

白くなる範囲は、
小さな斑点状
複数がまとまって見える
など、人によってさまざまです。

多くの場合、痛みやかゆみはありません。
そのため、日焼けや肌トラブル、白斑症(尋常性白斑)と間違われることもあります。

知っておいてほしいポイント
見た目だけでは原因が分かりにくい
治療を行うことで、徐々に元の肌色に戻ることが多い
放置すると、ほかの梅毒症状が進行する可能性がある

原因不明の白い斑点が急に現れた場合は、一度梅毒の検査を受けておくと安心です。

梅毒性白斑

梅毒性爪炎・爪囲炎(ばいどくせいそうえん・そういえん)

梅毒性爪炎・爪囲炎とは、梅毒の影響で、爪やその周りの皮膚に炎症が起こる症状です。
手や足の爪のまわりが、赤く腫れたり、むくんだように見えたりします。

一見すると、
深爪による炎症
ささくれの化膿
ばい菌が入った爪のトラブル
のように見えるため、見過ごされやすい症状です。

症状の特徴
爪や爪のまわりが赤く腫れる
強い痛みが出ないことが多い
複数の指に同時に起こることがある

注意したいポイント
通常の爪の炎症と違い、塗り薬や自己処置ではなかなか改善しないことがあります。
ほかの梅毒症状と一緒に現れることもあるため、原因がはっきりしない爪の腫れが続く場合は、梅毒の検査を受けることが大切です。

梅毒性爪炎・爪囲炎

梅毒性粘膜疹(ばいどくせいねんまくしん)

梅毒性粘膜疹とは、梅毒の影響で、口やのどの粘膜に変化が起こる症状です。
粘膜が、赤くただれたように見えたり、白っぽく腫れて見えたりします。

見た目は、
口内炎
のどの炎症
軽い口のトラブル
のように見えるため、気づかれにくいのが特徴です。

できやすい場所
口の中の粘膜
のどの奥

見逃されやすいポイント
痛みが少ない、またはほとんどない
市販の口内炎薬を使ってもなかなか治らない
しばらくすると自然に良くなったように見える

ただし、症状が軽くなっても梅毒が治ったわけではありません。
口やのどの違和感が続く場合や、ほかの梅毒症状が思い当たる場合は、早めに検査を受けることが大切です。

梅毒性粘膜疹

梅毒性アンギーナ

梅毒性アンギーナとは、梅毒の影響で、のどの奥に炎症が起こる症状です。
扁桃(のどの左右にある部分)や、その周囲のやわらかい部分が、赤く腫れたように見えます。

一見すると、
風邪によるのどの痛み
一般的な扁桃炎
ととてもよく似ています。

症状の特徴
のどが赤く腫れている
強い痛みが出ないことも多い
発熱がない、または軽い

注意したいポイント
通常ののどの炎症と違い、のど薬や抗生剤を使っても改善しにくいことがあります。
また、しばらくすると自然に良くなったように感じることもありますが、梅毒が治ったわけではありません。

のどの腫れが続く場合や、口の中・皮膚など他の梅毒症状が思い当たる場合は、一度、梅毒の検査を受けておくと安心です。

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第3期(概ね3年〜10年以上経過している状態)

結節性梅毒(けっせつせいばいどく)

結節性梅毒とは、梅毒を長期間治療せずに放置した場合に起こる、非常に進行した段階の症状です。
体のさまざまな場所に、硬いしこりや、ゴムのような弾力のある腫れができることがあります。

できる場所は、
皮膚

筋肉

だけでなく、
肝臓
腎臓
など、体の内部の臓器に及ぶこともあります。

鼻に起こる変化について
鼻の骨の周辺に「ゴム腫(ごむしゅ)」と呼ばれる腫れができると、鼻の形がくぼんだように変化することがあり、これを鞍鼻(あんび)と呼びます。

知っておいてほしい大切なこと
現在の日本では、梅毒がここまで進行(第3期)した症例は、ほとんど報告されていません。

これは、
検査が普及している
抗生物質による治療が確立している
ためです。

早い段階で発見・治療を行えば、このような重い症状に進行することは防げます。

第4期(概ね10年以上経過している状態)

梅毒がさらに進行した場合に起こること

梅毒を長い間まったく治療せずに放置した場合、
心臓や血管、脳や神経といった命に関わる重要な部分が影響を受けることがあります。

心臓・血管への影響
心臓から全身に血液を送る大動脈がふくらむ
血管がもろくなり、破裂する危険が出て来ます。
これにより、突然命に関わる状態になることがあります。

脳・神経への影響
脊髄や脳が障害されると、
手足がうまく動かなくなる
歩行が困難になる
判断力や記憶力が低下する
性格の変化や認知機能の低下が起こる
といった症状が現れることがあります。

生活への影響
この段階まで進行すると、
日常生活を送ることが難しくなり、命に関わる状態になることもあります。

ただし、非常に重要なポイント
現在の日本では、第3期と同様に、第4期まで進行した梅毒の症例はほとんど報告されていません。

これは、
早期に検査を受ける人が多い
効果の高い治療薬が確立している
ためです。

早い段階で見つけて治療を行えば、ここまで進行することは防げます。
梅毒の症状は時間の経過と共に消失してしまいます。そのため、自然治癒したと考えてしまい放置されてしまうことも多い病気です。
あらかじめどういった症状が出るのかを知っておき、「もしかして」と思った時点で検査を受けることが、何よりの予防になります。

梅毒症状第4期

【梅毒の感染例】
・性行為からしばらくしたら、陰部に軟骨の様なしこりを見つけた
・痛み、かゆみのない発疹が、手のひらやからだ中に広がっている

梅毒の症状 1期〜4期について詳しくはこちら↓

梅毒の症状について >

梅毒の末期症状について >

 

症状

梅毒に感染すると、潜伏期間中は症状がありません。そのため、なかなか気づくことができません。

発見が遅れ、症状が進行すると日常生活ができない程の症状がでる病気です。
発症してからの症状としては、下記の症状が挙げられます。

しかし、この症状が絶対に出るというわけではありません。
早期発見・早期治療を心がけましょう。

  • ■感染部位に硬いしこりができて痛みのない腫瘍になる。
  • ■鼠径(ソケイ)部(足の付け根)にしこりができた。
  • ■全身に赤いバラ疹が出る。(手のひらにも出る)
  • ■以前、湿疹やしこりがあったけど今はなくなった。
  • ■発熱や扁平コンジローマなどの症状が出る。
 

検査方法と検査ができる時期

採血にて実施
TP法」と「RPR法」による検査
TP法:感染機会から2ヶ月以上経過していれば検査可能
RPR法:感染機会から4週間以上経過していれば検査可能  

治療方法

治療方法:抗生物質の服用(2〜12週間服用)
※検査結果により、服用期間には個人差があります。

梅毒の完治について > 梅毒は治るのか >

当院による梅毒
の検査と治療について >

 

予防方法

予防としては、コンドームを正しく使用することが基本であるが、キスでも感染する可能性がある。

また感染者、特に感染力の強い第 1期や第 2 期の感染者との性行為や疑似性行為を避けることと、 自分およびパートナーが定期的に健診を行い、感染の早期発見、治療を行うことが重要である。


予防薬

近年、梅毒をはじめとする性感染症の予防法として、抗生物質を用いた予防内服が注目されています。
主な方法として、Doxy-PEP(ドキシペップ)とDoxy-PrEP(ドキシプレップ)があります。

Doxy-PEP(ドキシペップ)
→リスクのある性行為後72時間以内にドキシサイクリンを内服

Doxy-PrEP(ドキシプレップ)
→ドキシサイクリンを毎日内服

これらは、ドキシサイクリンという抗生物質を使用することで、梅毒だけでなくクラミジアや淋病などの性感染症も一定程度予防できると考えられている療法です。

しかしながら、当院では薬剤耐性菌の増加リスクや長期的な抗生物質使用による副作用の可能性などの理由から、これらの予防法を推奨しておりません。
繰り返しになりますが、性感染症の予防には、コンドームの適切な使用や定期的な検査など、従来の方法もとても重要です。

Doxy-PEP
Doxy-PrEPについて>

 

クリニック紹介

あおぞらクリニック 新橋院

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